古物好きの会便り

  • 2017.03.20 Monday
  • 17:48

 先日、有志数名で民具館巡りに行ってきました。

まずは葉山の津野町郷土資料館、

現地集合なのにグーグルマップにも載ってなくって迷いました。

津野町資料館石段を上がると、いきなり素敵な建物!

                       ・・・と資料館は隣の蔵だった。

三枚板まず目に入ったのは油絞り器。(板に挿んで、というのは意外。)

ハエ取り器右の扉の中はオルゴールみたいな仕掛けが入っていて、

                    左の板が回転してハエが入る仕組み。奥がかごになっている。

                    ハエの好きそうなものを左の板に塗るらしい。(試してみたい一品)

芋切り機1芋切り機その1 このあたりは昔から干し芋作りが盛んだったよう

芋切り機下から下から見たところ(うまくできてるなぁ)

芋切り機2芋切り機その2

木臼木の臼 米の脱穀用 (欲しい!)

木臼よこ(1本の木から、って凄い!)

木臼の溝特別に中も見せてもらった。石臼同様きっちり溝が彫ってある。

中持ちげた重たい丸太や角材を運ぶときに使うもの。

                                  (これもよく考えてある)

ノミ取り器珍品(こんなので本当に取れるのか)

 

さて、昼食は吉村虎太郎邸へ。

幕末の志士、吉村虎太郎の生家を復元した施設。

吉村虎太郎邸吉村虎太郎邸2雪がだいぶ残っていた。

                         高知といえど、うちの方とは大違い

定食これにご飯と御汁がついた。

こんにゃく注目したのはこの一番左。一見とりのから揚げ、実はこんにゃく。

                 味がしみてておいしかった!

              Began(ビーガン)の方お試しあれ。

午後からは東津野役場の一角にある倉庫?と梼原町立歴史民族資料館へ

押し麦器「これなんだろう?」 同行した方のひとりが「押し麦を作るものです」と答えてくれた。

芋ふましこれも興味ある一品。

                      里芋を入れて谷川に設置、水流で芋が洗えるらしい。

餅つき臼餅つきの木臼に水入れが付いている、これも1本の木から。

芋切りの絵ダイガラの絵こんな絵があるだけでもわかりやすい。

 

ほんの一部しか紹介できませんでしたが、

ますます民具に対する興味が深まる楽しい一日でした。

第2弾を期待してます。

            

                    

 

 

 

 

背蓑作り/古物好きの会報告

  • 2016.11.10 Thursday
  • 19:42

 先日、土佐町に背蓑を作っているところがあるというので見学に行ってきました。

道中の紅葉を期待してたのに今年はまだまだ。

 いの町から仁淀川沿いを北上。

四万十川は全国的に有名になったけれど、仁淀川のほうが水がきれいでワイルドかも。

 吾北から国道439号に入って土佐町へ。

国道からちょっとはずれたところにある旧平石小学校。

ここの一室で月に1回、「背蓑づくり保存会」が活動をしている。

夏の農作業で日除けに使うという

着装着たらこんな感じ 内側内側

材料は「すげ」

「すげのかさ」の「すげ」かな?

なんでも藁で作るのかと思っていたけど、「すげ」なら(使い方、保存の仕方によるけど)30年は持つという。

 

どんな植物なのか実際に生えているところに案内してもらった。

わかりにくいけど、緑色の草が「すげ」

川のそばとかの斜面の下側にあるという。

近年この植物も少なくなって、材料集めが大変のよう。

 次回は背蓑作りの師匠のお話と動画を撮りたい。

作業中にもかかわらず、お相手してくださった会の方々、ありがとうございました。

 

つり橋2帰り道すごいつり橋発見

つり橋1

 

 

 

脱穀体験

  • 2016.10.02 Sunday
  • 21:18

 来週の9日(日)と10日(月・祭日)に物部の旧大栃高校でイベントがあります。

高知県立歴史民族資料館が保存している農具・民具の一般公開ですが、

今年は(結成間もないですが)我等が「古物好きの会」が共催、

脱穀体験コーナーを担当します。

稲を足踏み脱穀機と唐箕(とうみ)を使って籾にします。

 その他木馬/きんま(物部で木材の切り出しに使われていた)の体験、石臼挽きのきなこ作りなど。

物部の方の貴重なお話も聞けるようです。

ちょっと遠いですが、古いもの好きなひとにはたまらないイベントです。

 

というわけで、その体験準備に忙しいこの頃。

昨日は会メンバーの佐竹君に稲藁をお願いしていたので、いざ南国へ。

いつもは機械で刈ってしまうところを手刈り。20束ほど作る。

稲刈り

縄ない、草履作りもあるので乾いた藁もいる。

最近は藁もあまり使われなくなり、普通は稲刈りのときに田んぼに播いてしまう。

きれいに取って置いてるひとを探すのもなかなかだ。

「一抱え」という単位も初めて聞いた。

何束くらいだろう、10束?20束?

 

 今日は足踏み脱穀機の予行演習。

麦を脱穀してみる。

 足で踏んで回転させながら、穂を突起部分に当てると

                   実が飛んで下に落ちる

 

いやぁ、よくできてるなぁ。

唐箕も状態のいいのが見つかって取りに行った。唐箕 かっこいい!

 

例年、物部のプロの方が来て実演・講習してくれるそうなのだが、

今年は無理、というので急遽担当に。

やったこともないのに、実演なんかできるのかって?

大丈夫、なんとかやってたらベテランが通りかかって

「そこはね〜、」と教えてもらう・・・予定です。

 

そういえば今年稲刈りの季節になって気がついたこと、

天日干し 

 これが当たり前の日本の稲刈り後の風景、と思っていたのに

最近はほとんど機械で乾燥させるという。

高知市内まで車で走っていて稲木に干していたのはここだけ。

手間がかかる、天候に左右される(台風で水に漬かったら芽が出てしまう)、等いろいろ事情はあるのだろうけど

 なんかさびしい

 



ちらし1ちらし2

 

 

 

 

 

 

 

 

勝負のとき

  • 2016.09.16 Friday
  • 20:01

                  パセリ 

彼岸花が咲き出して稲刈りの季節

晩生のうちのはまだだけど

そろそろ周りの田んぼは刈り取りの時期

(猪に)「柵を下から押し上げて入られた」とか「柵の間からうり坊が入った」とか

よからぬ話を耳にする。

周りが刈られたらうちも狙われる

今から警戒態勢

 

柵え、この上の隙間から入れるの?

柵をジャンプするやつもいるらしい。

 

去年は全滅だったので、今年はがっかりしないように控えめに期待

でも食べた~い。

 


他の田んぼご近所さんは柵+電気線+網と重装備

 

それにしても福岡さんのハッピーヒル、

普通のと見た目が全く違う

 

田んぼこれほんとに米かしらん

 

 

 

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マンションな5日間

  • 2016.07.31 Sunday
  • 13:23
しばらく千葉の実家に帰っていた。 一人暮らしの母が最近家から出ていないというので様子を見に行った。駅から遠い、近くにお店もない、しかもマンションの3階(日照権の問題で高層ビルでは無いのが救い)、 冷蔵庫に食べ物さえあれば、一歩も外に出なくても済む環境である。
「行きたい所も別に無い」「欲しい物も無い」という人を誘うのは困難な事、しかも外は暑い。特に退屈している様子もない。

こんな猫もいるし(スコティッシュなんたら、今流行ってるらしい) 私の買い物に付き合って、としつこく誘う。
「じゃあ明日ね。」
「今朝はちょっとめまいがするからあなた一人で行ってきて。」
この繰り返しが3日続いた。
「もう少し気候のいい時に来てくれたら・・」

本当にそういう問題かなぁ・・

築40年(?)と今時のマンションと比べたら不便な家かもしれないが、それでもほとんど動かずに便利に暮らせる。
私のいつもの暮らしはココでは全く現実味が無い。
引きこもりは伝染するのか、
何処にも行きたくない、
特に何もしたくない
引きこもりを救出に行ったはずなのに
まずい、マンションは人を堕落させる
ミイラ取りがミイラになりそうに
このまま帰れなくなるのでは、というところで何とか脱出。



帰って来たぞ、高知

しばし切り替えに時間を要する

繕いもの

  • 2016.07.15 Friday
  • 21:09

 5年前に特注で作ったヘンプパンツ。

注文パンツ
2度目の修理を頼まれた。

前回既に「よくぞここまで履いてくれました」と言うくらい使い込んでいたので、

今回は「もう無理かも」と物を見る前からほとんど諦めていた私。
実物は‥(写真撮っとけばよかった)

やっぱり、ビリビリ、であった。
一応サラッと直して、「秋には切ってマフラーにしましょう、柔らかくなってていい感じです。」と言ってはみたものの。
繕い始めたら、結構面白い。

直し1 直し2 直し3おしりの内側


 2010年に東京で観た「BORO」という展覧会を思い出した。

 

 肌に優しい木綿の反物はもちろん、麻の古布からぼろ切れにいたるまで、

 当時の貧しい人々にとって、あらゆる布はたいへんな貴重品だった。

 どんなに小さな布切れでも大切に取っておいて、それが風呂敷包みひとつになるくらい溜まったら、

 それだけ持って女は嫁に行くーそんなことが珍しくなかったという。

 着古した衣は米のとぎ汁に浸して縫い糸を引き抜き、小布1枚、糸1本にいたるまで粗末にすることなく、

 すり切れた衣服や布団に縫い重ねていく。

 あるいは数ミリの細さにまで裂いて、それを麻糸とともに織ってサキオリ(裂織)と呼ばれる、

 独特の風合いを持つ布によみがえらせる。

 最終的に、どうしようもなく使い切った布切れは、縄に編んで、農作業のときに頭に巻きつける。

 端に火をつければ少しずつ燃えて、かっこうの蚊除けになるのだという。

 大地から生まれた麻が布になって、ぼろになって、また灰になって大地に還っていく。

 リサイクルという言葉すら白々しく思えるほどの、布への愛着とともに生きてきた人々がいて・・・

 

     (つぎ、はぎ、いかす。青森のぼろ布文化  小出由紀子・都築響一)より抜粋

 

 BORO1  BORO2これは足袋 BORO3

 

わたしの繕いものなんてこれに比べたらまだまだだった。

 

 それにしても、わたしの織った布を破れるまで使ってもらえるなんて、

 

 織りをやっててよかった!と思える瞬間である。

 

 今年で約30年、

 

 まだまだ続くよ。
 

個展・ワークショップのご案内

  • 2016.06.20 Monday
  • 18:38

              DM写真

  天の川工房展 〜心地よいヘンプ(麻)の服と小物〜

 草木染めによる優しい色合いのオリジナル縞柄と

     無地を組み合わせた手織りの麻製品が揃います

 とき:7月2日(土)〜10日(日)まで 9:00〜16:30(最終日は15:00まで)

 ところ:愛媛民芸館 /西条市明屋敷238-8 0897−56−2110

 

   ワークショップ:7月2日(土)13:00〜16:00

    ●板織り 5名

    ●腰機 3名

      ご予約は民芸館まで    愛媛民芸館/ehimemingeikan.jp

   ワークショップについて

  板織りは、nepalのチベット村に行ったときに見つけた板状のものを参考にして作りました。

   織り機は一式揃えるのも大変だしセットも複雑、これなら手軽に織りを体験できます。

  小学生(高学年くらい?)でもOK。 

 nepal nepalで

 板織り 板織りキット  

 ●板織り:定員5名、参加費5000円

        キット一式(説明DVD付き)、糸代(オーガニックコットン)込み

 板に直接たて糸をかけて織る簡単な織り機、

 布がどうやってできるのかがわかって織りの基本が学べます。

 ベルトやストラップ、バッグの紐等が織れます。

 ●腰機:定員3名、参加費7000円

        キット一式(説明DVD付き)、糸代(オーガニックコットン)込み

 弥生時代からの原始機をアレンジしました。

 たて糸をかける棒に溝が切ってあるので、糸がずれなくて織りやすいです。

 柱やフックにひっかけて身体が織り機になります。

 身体より狭い幅の布が織れます。(長さは自在)

 腰機 腰機

      お待ちしてます!

焼き鳥その3

  • 2016.06.19 Sunday
  • 12:15
その後、畑は入られないようにしっかりと柵をしたので安心。落とし前もつけて頂いたので(玉子8個で成立)それ以上の玉子は期待していなかった。
数日後、また一個。そのまま置いて次の日見たら、無くなっていた。「持ち帰ったか、何ものかに盗られたか。」
惜しいことをした。次からはちゃんと回収しなくっちゃ。
昨日も一個。
味が濃くて美味しい。

バナナケーキに??

今朝も一応チェック、

「きゃー??」

びっくりした〜



今産んでるところだった。

誰か入っているのに開けてしまったトイレ みたいな感覚で急いで戸を閉めた。

こんな込み入った場所のビニールの上で‥。

ありがたや、ありがたや。

焼き鳥その2

  • 2016.06.12 Sunday
  • 10:56
例のにわとり、「卵一個位産んで行ってよ、もー??」と言っていたのだがそんなことしてくれるはずもない‥

と思いきや

納屋の道具置き場で探しものをしていたら

「え、これなんだろう?ボール?」


割ってみたら卵、8個も、しかも特大
誰かが置いて行くとかいう場所では無いし、もちろん私も置かない。

早速スパニッシュオムレツに


にわとり諸君、焼き鳥になる危険はしばらく回避されました。


昨日は雨にも降られず、田植えも無事終了


うふ、

順調です。

古物好きの会発足

  • 2016.06.09 Thursday
  • 20:29
                 

 昔から興味のあった民具・農具、
 資料館で見るだけでは、と会を立ち上げました。
 研究だけでなく、実際に使うことを目的としています。
 会員募集中!   初回は6月25日(土)です。

 

古い道具が好き、

農業してるけど小規模だし機械が無い(又は使いたくない)、

古い民具・農具を使ってみたい、

自分で作ってみたい

そんな人たちで集まって勉強会をしませんか 

使い方を教わったり、(記録を残す作業も)

組み立てて復元したり、

新たに作ったり、

道具を手離したい人の情報を集めたり、

日本の暮らしの知恵を伝承していけたらいいですね。

古いもの好きな 物好き 集まれ!

2ヶ月に1度くらい南国の民族資料館(場所はその時によって変更あり)に集合します

1回目は625日(土)3時から  

      歴史民族資料館/南国市岡豊町八幡1099-1

           (TEL.088-862-2211

  会員登録・詳しいことはこちらまで (できればメールでお願いします。)               

        天の川工房 宮崎朝子   〒789-1303 中土佐町矢井賀甲410番地

         amanogawa314@yahoo.co.jp

            TEL. 090-6884-6269

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