翌日、次の行く先は昆明。
ところがこの上海空港、昆明行きの便は昨日着いたのとは違う空港から出ることに気付く。
着いたのは浦東空港、今日乗るのは虹橋空港。
よくよくeチケットを見てわかった。よかった!気が付いて。
(ネットで買うとなんの説明もないんだから・・・・)
今日はバスで空港に向かうつもりが、結局またタクシーで。
食事をする現金も時間も無く、タクシーの窓から眺めるだけの上海であった。
関空→上海より距離が長い。昆明に3時間ほどで到着。
空港では客引きに声をかけられたが、きっぱり断ってタクシーに乗る。
ホテルは予約こそしてないが、ネットで調べて空港からの地図までプリントアウトして、
準備万端、タクシーの運ちゃんに地図見せたらいいだけ!
・・・・の予定だった。
あれ?また高速道路に入った。
地図上ではかなり近い、はずだったがなんでやろ?
昨夜の上海での不安が甦る。
昨夜よりは早めに高速を降りた。やれやれ。
しかしなかなか着きそうもない。
おまけに途中から女の人が助手席に乗り込んできた。
え、このひとなんだろう?なんでこんなにタイミング良くこのタクシーに・・・
このひとを乗せる為に遠周りしたのかしら、
どこに連れていかれるんだろう・・・・昨夜のシーンが再び!
ようやく着いたところはとんでもなく高級なホテル。
値段を聞くまでもない。
要するに場所がよくわかっていなかったらしい。
彼らの知ってるホテルに連れて行ってもらった。
またもやタクシー代に大金を使い、ホテル代の現金が無い。
昨日もそうだったが、タクシーでもホテルでもほとんど英語が通じない。
紙に漢字を書いて必死に説明するのだが、ここでは漢字も当用漢字と違うのがいっぱい。
トイレも通じなくて困った。
も〜、中国語ちょっとは勉強すればよかった。
100ドルを保障金として預け、翌朝銀行で両替してくる ということでようやく納得してもらう。
翌朝、散歩がてら銀行へ。
それにしても上海といい昆明といい、青空が見えない。
なんか1日中どんよりしている。写真を撮る気にもならなかった。
(それがスモッグのせいだということは帰国してから知った。)
現金を手にして、いざローカルの食堂へ!
メニューも読めないので他の人が食べている麺を指差す。
なんだかよくわからないけどあれこれトッピング、おいしかった!
中国茶のお店にも立ち寄り、ちょっぴりだけ散策して空港行きのバスに乗る。
ほとんど楽しむ余裕がなかったが、
中国人、みんな親切だった。愛想のないこわそうなおじさんも一度笑えば・・・
(え、ひとのことは言えないって?!ごめんなさい。)
よーし、こんどこそネパールだ!!
空港では(羽田張りの立派な空港)売店をうろうろしていて、飛行機に乗り遅れそうになる。
教訓その1:ネットで(行った事の無いところの)ホテルの検索・予約はするまい。
客引きと交渉するほうが安全・確実
その2:英語・ドル・TCに頼るまい。
最低必要なその国の言葉を知っておこう。 (洗手間/トイレ)
その3:空港では早めに搭乗口の前で待つべし。
その4:格安航空券は冒険を伴う。
関空→上海→昆明→ カトマンズ →昆明→関空 43000円でした。
つづく・・・・・