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    戦後70年 その1

    • 2015.02.12 Thursday
    • 18:01
    町の広報では8月まで戦争特集、学童疎開のことで記事を書いた。

     

        戦後70年  〜母の記憶〜   

    「わたしが長野に疎開していたときにね・・・・。」昔から時々聞かされていた話だ。

    お正月に母のところに帰った折に、詳しく話を聞くことにした。

    *「学童疎開」 政府は、空襲による被害を少なくするために、都市部に住む子どもたちを周辺の農村部などに疎開させました。これを学童疎開といいます。まず、知り合いや親戚縁故疎開め、縁故疎開できない子どもたちには集団疎開をさせました。

    母はその当時6年生で3つ下の弟と一緒に長野の別所温泉に疎開した。

    学校単位で疎開用に多少手直した旅館に寝泊りし、朝食後学年ごとに別の旅館に勉強しに行く、というのが日課であった。食事はたいてい大豆入り麦ご飯と汁、ひもじくて畑から野菜を盗んで食べる子もいたという。1度は男の子数人が脱走して先生が捜索、碓氷峠で見つかったこともあった。

    母は結局6年生の8月から翌年3月まで長野にいて、東京大空襲直後に進学のため東京に戻った。

    *「東京大空襲」 1945年3月10日、B-29爆撃機344機による爆撃は、まず40k屬留濕上に焼夷弾を投下し、東京の住民が逃げられないようにした後、
    東京市の隅田川沿岸地区を中心にその円の内側を塗りつぶすように
    40万発(1平方メートルあたり3発、総重量2000トン)もの
    油脂焼夷弾、黄燐焼夷弾やエレクトロン焼夷弾が投下され、
    逃げ惑う市民には超低空のB-29から機銃掃射が浴びせられた。
    この空襲により約10万人の犠牲者と約11万人の負傷者がでた。
    焼失家屋は約278千戸に及び、
    東京の3分の1以上の面積(40平方キロメートル)が焼失した。

    犠牲者のうち、0歳から9歳までが最も多い20%を占め、
    次いで10歳から19歳が18%と、20歳未満の子どもたちが38%を占めた。
    これは、国が当時、疎開を推奨していたものの
    家庭や経済的な事情で行けなかったり、
    中学生以上が勤労動員に駆り出されたりして、
    実際には多くの子どもたちが東京に残り、犠牲になったとみられています。(asahi-netより引用)

     幸い母の住んでいた荻窪は空襲に遭わずに済んだが、疎開から帰ると空襲で家族が亡くなり、縁者に引き取られた子供もいたようだ。

     今回調べてみて、あらためて東京大空襲のことの大きさに驚き、母が空襲に遭わずに済んだおかげで今のわたしがあることを実感した。
                   (広報なかとさ2月号)

    この記事を書くのにいろいろ調べてみて、認識を新たにすることが多々あった。
     ていうかほとんど理解してなかった・・・・だけか。
    記事を書いたあとになって母と一緒に疎開した母の弟の同級生が書いた本を手に入れた。
     「皇后陛下のビスケット」中田雅子 (クリエイティブ21)
    東京都立杉並第五国民学校の生徒であった母たち、学童疎開という特殊な体験を共にしたひとが書いたというので
    とても親近感を覚えた。

    疎開児童(写真も本から)
    前列一番右が著者、前列右から5番目が母の弟、そのうしろが母

    いわゆる手記とは違う、子どもの目から見た正直な感想+詩的センスのある文章でとても読みやすい。

         食べる
    屋根に干したかんそう芋が消えうせた
    残りごはんも毎晩なくなる と
    宿のおばさんが誰かと話している

    食事が月を追って乏しくなる
    兵隊さんは泥水を飲んで戦争してるんだと聞かされて
    食べ物の不足など誰も口に出さないが
    休み時間には
    みんなおすしやあんぱんの絵ばかり夢中で描いている

    ぜいたくだといくら自分を叱ってみても
    朝毎の凍った漬菜はおなかの中までつめたくなるし
    なすの煮たのは茶色くて野菜の死骸を見ているよう

    大きくなって
    自分の力で食べられるようになったら
    こんなものは絶対に食べないんだと思いながら
    食事の時間を待ちかねている   (P50 駅弁のうたより)


    戦争に行ったひとの話だけではなく、いろんな立場からの「戦争」を知りたいと思う。

                                  つづく

    海2




     

     


               

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