先日(と言ってもだいぶ前)物部の旧大栃高校に行ってきた。同じ高知県でも西の端の方なので中央部にある我が家から3時間ほどかかった。
打ち合わせで行ったのだが、目的はコレ。
夥しい(おびただしい)数の民具、農具??
県の歴史民俗資料館で置ききれないものの倉庫代わりになっている。
うわー、センバコキもこんなにいっぱい!うちのわずかなオーツ麦の脱穀に欲しい!
唐箕(トウミ)/
穀物に混ざった籾殻や屑などを風で飛ばして選別するマシン、ちなみに私はざるを振りながらふーふーして飛ばしている。持って帰って使いたいものだらけで暫し興奮。
この体育館だけではない。
別の部屋には機織り・縄編み道具、繭から糸をとる道具やらがどっさり??
そもそも、ここの年に一度の一般公開に伴って行われるイベント用に機織り機を復元して欲しい、という話だったのだが
「とても10月には間に合わないし‥」
正直あんまりやりたくないかも
でもこれを見て、
「ただ私が組み立てるんじゃなくて、その工程自体をワークショップにしてはどうか」
と前向きになった
(今回のイベントでは最近やってる腰機と板織りキットのワークショップをやります)
織り機に限らず、道具は使ってこそ意味がある。しかも使える人がどんどんいなくなっているのも事実。
使い方って文献を読んでもよくわからないもの。実際に使える人がいるうちに動画に撮って記録を残すことも大事だと思う。更には使って受け継いでいく事も必要。
まぁ平たく言えば、飾っておくのは勿体無いから使おうよ、です。
「民具、農具使おうプロジェクト」(仮題)を立ち上げたい??
☆ただし、一旦資料館に収納されたものはもらったりできないので、収納前の段階でなんとかしないといけないようです。普通は寄付したいという連絡があるらしい。
物好きの夢は広がるばかり。うふ。
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ワークショップの日程はいつですか?
今から続編アップしますね、詳細はそちらから。