昨日は矢井賀も雪
ここ数年、鹿や猪、猿などが増えて農作物等かなりの被害が出ている。矢井賀でも鹿こそまだ来て無いが、猪や猿、ハクビシン、ウサギ‥は勝手し放題、囲いをしないと何も作れない状態。
天敵がいないから、狼が絶滅してしてしまったからだわ、と密かに思っていた。
そしたら最近「日本オオカミ協会」の存在を知った。
あら、私だけじゃなかった!
アメリカのイエローストーン国立公園で狼を導入した話をテレビで観たことがあるが、http://tabi-labo.com/50052/wolves-change-rivers/
日本でも狼導入を考えている人達がいたなんて
。
以下「オオカミ復活についての疑問44に答える」一般社団法人 日本オオカミ協会発行から抜粋 日本でオオカミが絶滅した原因は5つ
?明治時代の鹿な猪などの乱獲でオオカミの食物が少なくなり、数が減った。
?乱獲により餌動物が少なくなり、馬などの放牧家畜に被害を出したため害獣として駆除された。
?文明開化にそぐわない野獣という政策的な理由で駆除された。
?オオカミの毛皮や骨肉は価値(骨は民間薬)が高かったので、換金目当てに乱獲された。
?イヌからの伝染病に罹った。
やっぱり人間が絶滅させたんだ
鹿の害は農地だけに留まらない
シカのような強力な消化能力を持った植食動物は、毒性のある少数の植物以外、多くの植物を食べつくすまで増え続けます。これが森林生態系の破壊の始まりです。森林植生が破壊されると、そこを住処にし、食べ物を得ていた多くの動物たちが次々に絶滅に追い込まれます。
(2000年頃からライチョウの急減)
増えすぎたシカによる過度の採食ではなをつけるミツバチが減少、ヒグマや多種類の昆虫や鳥類にも影響を与える。
さらには裸地になった山の斜面からは土砂が流れ出し、崩壊が始まります。栄養成分が減少して、微生物などの土壌生物も激減します。‥‥
うーん、シカってかなり大変。
ジビエブームとは言ってもハンターも激減して、捕獲も間に合わない。
最後に「自然を守り、農林業を救う方法は?」のクエスチョンに
シカなどの獣害から自然を守り農林業を救うためには、頂点捕食者オオカミの復活による生態系の食物連鎖の修復が不可欠です。同時に、開発を抑え、自然再生を進め、生物多様性を高め、合理的な農林業を行うことが基本です。そして、?オオカミの復活とともに?ハンターの確保が必要です。オオカミは奥山を中心に、ハンターは里山、農耕地、集落や町など私たちの居住地域農耕地守りにつきます。同時に、?集落や農耕地をシカやイノシシから守る侵入防止柵の建設も必要です。柵によって、人間領域と自然領域を区分し、開発など人間領域の際限ない拡大を抑制し、人間領域に自然の要素を可能ない限り導入するよう努力します。(ビオトープ化)
なるほど〜、
人間が自分たちの利益の為だけに自然を操作してきた結果が今、この状況。
簡単には戻せない。
オオカミ、矢井賀でウロウロされたら怖いけど、どうなんだろう。
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