昨日はコンパニオンプランツの講演に行ってきました。
講師は元MOA自然農法大学校長、木嶋利男さん。
なにしろ全部の野菜の組み合わせを試したという方。
とっても勉強になったので1部を紹介します。
・ねぎ属植物との混植 /土壌病回避、連作障害をなくす。
・キク科植物との混植 /害虫駆除
・まめ科植物との混植/ 生育促進
例: うり科と長ねぎ
トマトとにら
なすとねぎ
水菜とにら (にらは香り成分が虫よけになるので、切ってまわりに撒いても)
南瓜と白菜
とうもろこしと大豆(光要求性と耐陰性植物との組み合わせ、それぞれの単作より収量アップ)
ほうれんそうとねぎ
大根と人参 etc.
ほかにもまだまだいっぱい!
さらに興味深かったのは、先人の知恵にもそういったことがたくさんあるということ。
田んぼのまわりにたくさん彼岸花が咲いているのは見慣れた風景だが、
ねずみやもぐらなどの害獣駆除になるという。
ヒエは鳥の好物、水田に混じっていれば米を食べられないで済む。
柿の木の根元にミョウガを植えるのも昔からの知恵らしい。
農業用の花暦も理にかなったものとして覚えたいし、
木や竹の伐採に関わる人達が昔から目安にしている「つちの日」も無視できない。
講演の最後、「肥料はいるか?」の質問に
「旬に作っている野菜には、肥料はいらない。地球の中ですべて循環しているので、必ず栄養分はあ
る。ただ、季節以外のものや地力以上の生産をしようとしたら肥料は必要になる。」
というお話。 納得!!
イノシシやハクビシン(大好きなとうもろこし、1本収穫しただけであとはぜんぶ盗られてしもうた)
の害でくじけていたわたしだが、柵作ってがんばるぞ〜!と新たな決意をしたのであった。